どれにする?水槽用クーラー(早見表)
春先から必要になる水槽用クーラーですが、設置されていますか?
まだ設置をしていない方は、是非、ご参考にして下さい。
水槽用クーラーを選ぶ際にどれを買っていいかわからないと言う方が多いと思います。安い買い物ではないので慎重に選びたいですね。購入する際に一番大事なことは、「クーラーは大は小を兼ねる」と言うことです。簡単に言えば大きいサイズのクーラーを買うべきと言うことです。もちろん費用との相談ですが・・・なぜなら、良く冷える、電気代が安くすむ、高稼働による劣化を防止するからです。
クーラー選定をする際は、2パターンの方法があります。
1つ目は、水槽用クーラーに記載されている対応水量から選択する方法です。
2つ目は、水槽の全水量(水槽+ろ過槽)と水槽周辺の損失熱量(照明・メインポンプ・水流ポンプ・殺菌灯・プロテインスキマー等)からクーラー選定をする方法があります。
下記が計算方法と例です。
<計算式>
RedSea ReeferG2
水槽サイズ:(幅900×奥行500×高さ530)÷100=238.5リットル
ろ過槽サイズ:(幅475×奥行420×高さ342)÷100=68.22リットル
全水量:238.5+68.22=306.72リットル
照明(ReefLED90)×2 90W×2=180W
ポンプ(OCTO VarioS 6)×1 70W
殺菌灯(EHEIM リーフレックスUV 500)×1 9W
水流ポンプ(RedSea Reef Wave25)×2 最大25W×2=50W
プロテインスキマー(maxspect MJ-SK00)×1 25W
損失熱量:180+70+9+50+25=334リットル
全水量+損失熱量は、306.72+334=「640.72リットル」です。
640.72リットルと算出したことから選定するクーラーは、対応水量650リットル以上が良いと言うことになります。最大値での計算なので、正直、これが全てではありません。
海水水槽をこれから始める方で且つ、機材が全て決まっている方であれば上記のような計算で算出してクーラーを選定しますが、海水水槽をもう始めている方は選定が難しいと思います。そこで私は、「水槽用クーラーの選定 早見表」を作成してみました。これは、対応水量から選定する方法の表です。
追記
「全水量×2」で対応水量を決めても大丈夫です。
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