カクレクマノミとイソギンチャクの共生

今回ご紹介する内容は、「カクレクマノミとイソギンチャクの共生」についてです。

カクレクマノミを飼育する理由の1つとして、「イソギンチャクと共生したい」と考えている方は多いと思います。

「共生」とは、2種類以上の生き物が一緒に生活し、お互い利益を得ている関係です。

シライトイソギンチャク・センジュイソギンチャク・ハタゴイソギンチャク・イボハタゴイソギンチャクは、特に有名なイソギンチャクです。

これらのイソギンチャクが、本当にカクレクマノミと共生してくれるのか?

すごく疑問に思います。共生させるために買ってきたけど、全然共生しないなんてことがあったら嫌ですね。そこで独自にイソギンチャクの共生について「共生確率」を分析しました。(表参照)もちろん、生体の状態や入海する順番などによって確率は変わってしまいますが・・・

個人的な意見として、先にイソギンチャクを入れて後からカクレクマノミを入れた方が共生してくれるような気がします。

分析結果として、カクレクマノミ、ブラックオセラリス、ペルクラクラウンは、ほとんどのイソギンチャクと共生できます。他にもサンゴイソギンチャクなども共生してくれます。

イソギンチャクがいない水槽でサンゴのチョウジガイ系を飼育していれば妥協して共生します。サンゴにとっては迷惑ですけど・・・

クマノミがイソギンチャクでモフモフしているところは、本当に癒されます!

是非、共生にチャレンジしてみてください。

注意)イソギンチャクを飼育する場合でサンゴがあるときは、配置に注意して下さい。イソギンチャクの毒は最強なので接触すると溶けちゃいます。特に活発的に動くイソギンチャクは要注意です。砂地にくっつくイソギンチャクであれば比較的問題ないと思います。


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