☆海の人気者☆ ナンヨウハギの飼育方法

映画「ファインディング・ニモ」や「ファインディング・ドリー」で一躍有名になった海水魚が「ナンヨウハギ」です。カクレクマノミと同様に人気者ですが、意外と飼育が難しいってご存じですか?

理由は、直ぐ病気になることです。

そこで長期的に飼育できるようにアドバイスをしたいと思います。

先ず、水槽サイズは60㎝以上で殺菌灯を導入することです。

水槽サイズが大きければ水量も多くなり水質安定に繋がります。そしてナンヨウハギは最大で30㎝にもなる大型の魚です。ストレスなく泳げるようにスペースを確保することが大事です。病気になりやすいので殺菌灯で予防することも大事です。

入海時は「白点病」になりやすいので、しっかり薬浴をしてから入海します。

環境の変化やストレスなどで「白点病」になるので、グリーンFゴールド薬浴してから入海します。ちょっと面倒ですが、これをするだけで断然安心です。

日々の観察を行い、魚の異変(白い物が付着・目に透明な膜があるなど)に気付き、その都度隔離して薬浴または淡水浴で対応します。

こういった病気に対する知識やその対応方法を理解していれば飼育はうまくいきます。

ただ見た目が良いと言う理由だけで、購入して飼育すると☆になるので注意して下さい。

ナンヨウハギ同士の混泳は避けて下さい。

サイズの問題もありますが喧嘩する可能性があります。他種との混泳はほとんど問題ありません。

サンゴ水槽での飼育も問題ありません。

しかし、小魚と違い大型なので大量のフンをします。その為、水を汚すのでしっかり水換えを行い、水質を安定させる必要があります。ソフトコーラルやLPSであれば比較的うまく飼育できます。特に注意するのはSPSですね。硝酸塩が高くなりすぎてサンゴが溶けてしまう可能性もありますので。プロテインスキマーを導入して有機物を除去して水質を安定させることも大事です。

このように怖いのは「病気」だけです。

これはどの海水魚にも言えることですが、特にナンヨウハギは病気になりやすいので上記のような対処をしっかり行えば、飼育は簡単です。

是非、チャレンジしてみて下さい。

余談・・・ナンヨウハギはライブロック等に挟まれて寝ます。体が横になっている状態がありますが、決して☆になっているわけではありません。初めて飼育する方は、この光景を見ると驚いてしまうかもですね。

aquarium AQUAMAN

アクアリウム アクアマンは、アクアリウムのサイトです。 癒しの空間を演出することは当然ですが、継続的にメンテナンスができるように お手伝い致します。「メンテナンスやお掃除が大変」、そんなお悩みにお答え致します。

0コメント

  • 1000 / 1000