パンダのようなカラーリング
こんにちは。
AQUAMANです。
今回ご紹介する海水魚は、「バーゲスバタフライフィッシュ」です。
フィリピン、インドネシア、ニューギニアなど西部太平洋に分布しているロア亜属のチョウチョウウオです。やや深場に生息していて、生息域によって体色に違いがあり、体側は白とクリーム色に分かれます。まるでパンダ模様のようなカラーリングをした海水魚です。ヒレを広げた姿はとてもかっこいいです。体長は最大で14㎝くらいまで成長します。
チョウチョウウオの中でもあまりサンゴを食べないとされ、サンゴ水槽に選ばれることがあります。ティンカーズバタフライも同じです。
ロア亜属のチョウチョウウオは、バーゲスバタフライフィッシュ、ティンカーズバタフライ、マルケサンバタフライ、シラコダイなどが該当します。
チョウチョウウオの食性は大きく分けると3つに分類されます。
1.雑食性・・・サンゴのポリプだけでなく、コケや海藻、小型甲殻類などを食べる
2.ポリプ食性・・・サンゴのポリプを主食とする
3.プランクトン食性・・・プランクトンを主食とする
雑食性とプランクトン食性に属するチョウチョウウオは、サンゴのポリプ以外にもコケやプランクトンも食べるので人工飼料に餌付きやすい傾向があります。その為、人工飼料に慣れていればサンゴを突いたりする影響を最小限に抑えられる場合があります。
ポリプ食性のチョウチョウウオは、人工飼料に餌付きにくく飼育が難しいです。上級者向けのチョウチョウウオです。
初めてチョウチョウウオを飼育する場合は、雑食性のチョウチョウウオを選ぶといいです。
<雑食性:チョウチョウウオ>
ゴールデンバタフライ、セグロチョウ、アケボノチョウ、フエヤッコ、スダレチョウ、ニセフウライチョウ、トゲチョウ、チョウハン、ハタタテダイ、ミゾレチョウなど
<バーゲスバタフライフィッシュの飼育方法>
飼育は比較的簡単です。
最初の餌付けをクリアーすれば問題なく人工飼料に餌付きます。チョウチョウウオの中では比較的早く人工飼料に慣れると思います。
白点病にかかりやすい特性があります。そのため水質は綺麗に保ち、殺菌灯などを導入しましょう。
サンゴとの相性は、どちらかと言えば控えた方がいいです。前述でもご説明した通り、ロア亜属のチョウチョウウオはサンゴを食べるリスクは低いですが、これはあくまでも人工飼料の頻度や個体性に関係があります。サンゴと飼育するようであれば、ミドリイシやソフトコーラルであれば比較的突かれることもないので・・・このあたりで検討しましょう。
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