綺麗な黄色に黒色のドット柄 ミナミハコフグ

こんにちは。

AQUAMANです。

今回ご紹介する海水魚は、「ミナミハコフグ」です。

ミナミハコフグは、フグ目ハコフグ科ハコフグ属でインド洋や太平洋に生息しています。幼魚時は、綺麗な黄色に黒色のドット柄があり、小さなヒレをパタパタさせながら泳ぎ回る可愛い海水魚です。ショップで売られているのは幼魚です。成魚になるとこの可愛さはなくなります。グレーをベースに地味な体色となります。

ミナミハコフグの英名は「YELLOW BOXFISH」です。覚えやすい英名ですね。

フグって言えば内臓に毒を持っていることで有名です。しかし、ミナミハコフグの毒は内臓にはありません。体表に「パプトキシン」と言う粘液毒があります。ストレスを感じるとパプトキシンを分泌して水槽内に溶け込んでしまいます。

ちょっと毒が気になるミナミハコフグですが、どのような環境で飼育をすれば良いかご紹介します。

水槽サイズは特に指定はありません。長期飼育を目指すようであれば大型水槽での飼育がいいでしょう。ミナミハコフグはとても大きくなります。

餌付けは簡単です。ショップで購入する際は餌付けが完了している生体を選んでください。最初はホワイトシュリンプなどの冷凍餌を与え慣れてきたらクリル等の乾燥餌に変えましょう。

適正水温は23~25℃です。比較的丈夫な海水魚ですが、クーラーやヒーターで管理しましょう。

ミナミハコフグは白点病になります。殺菌灯で予防して下さい。

ミナミハコフグの幼魚時は大人しい性格をしていますが、成長すると性格は激変します。気が強くなり混泳している海水魚を攻撃します。攻撃している最中に毒を水中にばら撒く可能性もあります。ちょっと厄介なんです。幼魚時は他種混泳が可能ですが、長期飼育を考えれば単独飼育がお勧めです。どうしても他種混泳する場合は、餌のやり方にも工夫して下さい。ミナミハコフグは、動きが遅く泳ぎが下手なので餌をあげても、他の海水魚に先に食べられてしまいます。餌が食べられなくなり、痩せてしまうと体調を崩し★になります。気を付けましょう。

サンゴとの相性はNGです。

ハコフグの中でもとても人気があるミナミハコフグは、非常に可愛くてペットのような感覚です。毒の問題や他種混泳の問題など複雑ですが、是非、飼育してみて下さい。


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