チョウチョウウオの代表種「チョウハン」
こんにちは。
AQUAMANです。
今回ご紹介する海水魚は、チョウチョウウオの代表種「チョウハン」です。
チョウハンは、スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属で全長25㎝です。中西部太平洋やオーストラリア・アフリカ・インド洋にかけて広く分布しております。幼魚は死滅回遊魚として毎年夏になると黒潮にのって本州でも確認できます。
<飼育方法について>
チョウハンは非常に丈夫で初心者向きのチョウチョウウオです。
水槽サイズはできれば60㎝以上がいいでしょう。最大で25㎝になるので小型水槽だと小さすぎてストレスを感じてしまいます。
他種との混泳は注意が必要です。
チョウチョウウオは縄張り意識が強く、特に自身より体が小さい海水魚や弱っている海水魚に対して追いかけます。混泳させる場合は、小型魚ではなく大型魚との混泳やハギ類・ヤッコ類がいいでしょう。
同種混泳は一般的にNGです。
チョウハンは自然界では群れで泳いでいますが、水槽内で複数飼育は難しいです。だいたい喧嘩します。また、他のチョウチョウウオとの混泳も注意が必要です。混泳させる場合はライブロックを設けて隠れる場所を作りましょう。
サンゴとの相性は良くありません。
チョウハンは、サンゴを餌だと認識しているため必ずと言っていいほど突いたり食べたりします。
餌付けはチョウチョウウオの中でも比較的簡単です。
個体差はありますが、人工飼料に餌付いてくれます。入海時は環境の変化で人工飼料を食べないことがあります。ブラインシュリンプなど生餌を与えるといいです。
白点病になりやすい海水魚です。水温や水質の変化でストレスを感じてしまい発症します。入海時は、注意して観察するようにしてください。
チョウハンは色鮮やかで水槽が美しく見えます。安定した水温・水質をキープして長期飼育を目指してください。
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