☆最強粘液☆ カクレクマノミ
こんにちは。
皆さんは良く水族館や水槽でカクレクマノミがイソギンチャクの中に隠れているところをみたことがあると思いますが、実はクマノミしかイソギンチャクに隠れることができないって知っていましたか?
イソギンチャクは触手をたくさん持っていて毒があります。触手の先端には刺胞と呼ばれるものがたくさんあって、その針と毒で外敵から身を守っています。イソギンチャクの中には超強力な毒を持つ生体もいて人間も死亡しちゃいます。
どうしてカクレクマノミは平気なのか?
イソギンチャクの強力な毒があってもカクレクマノミは全然平気です。ベットのようにモフモフしています。
ではなぜ・・・大丈夫?
実は、カクレクマノミには最強の粘液バリアがあるのです。
イソギンチャクの持っている粘液とカクレクマノミの粘液が似ていることもあり、イソギンチャクにカクレクマノミが触れても敵と認識していないようです。敵ではないので刺胞も飛ばしませんし、安心。
お互いの共生するメリットは?
カクレクマノミは、最強の毒を持つイソギンチャクを家の代わりにして大きな魚から守ってもらっています。イソギンチャクは、カクレクマノミから餌をもらったりしています。カクレクマノミのフンもイソギンチャクにとってはご馳走になります。(相利共生)
自然界には「相利共生」する動物がたくさんいます。
調べてみると面白いですよ。
※相利共生・・・異種の個体同士が双方にとって利益となるように緊密で持続的な関係を持ちながら生活することです
例えば・・・蜂と蝶・ハゼとテッポウエビ・クリーナーシュリンプと魚など
絶対的相利共生・・・サンゴと褐虫藻
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