ベントスハゼの仲間たち
今回ご紹介する海水魚は「ベントスハゼの仲間」です。
ハゼの仲間は多くいるのですが、実は大きく分けて4つのグループに分かれます。
1.遊泳性ハゼ
2.ベントスハゼ
3.共生ハゼ
4.小型ハゼの仲間
「1.遊泳性ハゼ」は名前の通り海中をホバリングしながら泳ぐ魚で色彩も鮮やかな個体が多いです。代表的な海水魚は、「ハタタテハゼ」「クロユリハゼ」です。
正確は臆病なので、入海時はライブロック等に隠れて出てきません。
「2.ベントスハゼ」は砂の中の微生物や有機物を食べるため、底砂を口に含んで掃除してくれます。代表的な海水魚は、「ミズタマハゼ」「アカハチハゼ」「オトメハゼ」です。
「3.共生ハゼ」はテッポウエビと共生するハゼです。代表的な海水魚は「ギンガハゼ」「ニチリンダテハゼ」です。
「4.小型ハゼの仲間」は、ハゼの中でも非常に小さくとてもかわいい魚です。
代表的な海水魚は、「ダルマハゼ」「ベニハゼ」「キイロサンゴハゼ」です。
ハゼって本当に奥が深い魚なんです。
そして、今回のメインである「ベントスハゼ」はなぜ人気があるのか?
それは簡単に言えば掃除屋さんだからです。
見た目はもちろんのこと、底砂掃除能力は凄いです。
汚れを食べると言うよりは、砂を拡散してくれることでデトリタスが溜まりにくくなります。底砂掃除で有名なマガキガイといい勝負です。
私は、どちらも飼育することをお勧めしますが、1点だけ注意があります。
ベントスハゼは、底砂を口に含んで出すときサンゴにかけてしまう場合があります。特に砂の上に配置できるようなクサビライシなどは毎日確認してあげる必要があります。
是非、飼育してみてください!
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