錦のように美しい体色!ニシキヤッコ
こんにちは。
AQUAMANです。
今回ご紹介する海水魚は、「ニシキヤッコ」です。
ニシキヤッコは、スズキ目キンチャクダイ科ニシキヤッコ属に分類される海水魚です。体長は最大で20~25㎝です。体色は、黄色のようなオレンジ色・ブルー・ブラックの縞模様で口元が黄色で胸鰭に特徴を持っています。ニシキヤッコは独特な体色をもっているため1度見たら他と見間違えることがない美しい個体です。
生息地は、西部太平洋~インド洋や紅海、日本でも沖縄で確認されています。生息地によって個体の体色に変化があります。特にインド洋や紅海のニシキヤッコは、インドニシキと言われており、青味が強くメリハリのある体色をしています。その為、一般的なニシキヤッコと違い、高額で取引されています。幼魚時は、成魚時と異なる体色をしています。体の大部分が黄色で占めていて尾鰭付近にある斑点模様が特徴的です。この斑点模様は外敵から身を守るために強調されています。
飼育方法は簡単です。
ヤッコ全般に言えることですが、餌付けをしっかり行えば後は容易に飼育ができます。
ニシキヤッコの食性は雑食です。自然界では海藻など草食を食べるので、人工飼料は「メガバイト」「ひかりプレミアム70」がお勧めです。できるだけ購入先のショップで餌付けが完了している個体を選び、また、その時与えていた餌を継続して与えるのがいいです。
ニシキヤッコを飼育する上での適正水温は25℃前後です。クーラーとヒーターを併用して使用して管理して下さい。
水質は、病気のリスクを考えると安定した数値をキープする必要があります。水質が悪いと海水魚の体調が悪化することもそうですが、何より体色が変わってしまいます。硝酸塩やリン酸塩が高いと体色が黒ずんできたりします。綺麗な体色を維持するために定期的な水換えやプロテインスキマーによる有機物除去が友好的です。
最後にサンゴとの相性ですが、やはり難しいです。ヤッコなのでサンゴを突いたり食べたりします。しかし、海水魚の個体差もありますが、人工飼料の餌付けを確実に行いマメな給餌でサンゴに危害を加えないように工夫すれば飼育できます。食べられやすいサンゴは、LPSやソフトコーラルなどの柔らかいサンゴです。ミドリイシなどのSPSは食べられにくいと思います。
注意)シャコガイとの相性もよくありません。外套膜を食べられ光合成ができなくなり★になります。
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