SDGs 14.海の豊かさを守ろう 沖縄の海

こんにちは。

AQUAMANです。

皆さんもご存じだと思いますが、現在、地球温暖化の影響で世界の海水温は高くなっています。気温・水温の上昇により、多くの国が犠牲になっています。特にテレビなどで紹介されるツバルやモルディブ諸島、キリバス、チャゴス諸島、マーシャル諸島、トケラウなどが海面上昇による浸水が確認されています。海面上昇による影響は、「陸地が狭くなり住めるところが無くなる」「塩害による食料不足」などが挙げられます。

浸水被害を受けている人達に対して、私たちにできることはなんだろうか?

そして、マリンアクアリストとして何を考え、何を行動し、持続可能な環境を作り出せるのかを考える必要があります。

被害を受けた国々に「日本ユニセフ協会」を通じて「寄付」することも行動の1つですが、私は、地球温暖化による環境変化について知識を高めることが先ず1番大事だと思います。詳しく調べることも大事ですが、闇雲に調べるのではなく何かお題を1つ決めてそれだけ調べるのも有効です。難しく考えず、何か調べてみませんか?行動あるのみです。

6月5日は何の日か知っていますか?

環境の日なんです。

環境保全に対する関心を高め啓発活動を図る日として制定され、国際的な記念日です。

この日を目標に何か知識を習得してみて下さい。

私は今回、沖縄の平均海水温をグラフ化しました。

このグラフを見てわかるように7~8月は高水温になります。特に8月は30度まで上昇することもあります。最近は地球温暖化の影響で30度を超える水温が連日にわたって観測されています。

このように海水温が上昇することでサンゴが死滅してしまいます。

サンゴは褐虫藻と呼ばれる植物プランクトンと共生しています。褐虫藻が二酸化炭素を吸収して光合成を行い、酸素と栄養分をサンゴが吸収し、放出した二酸化炭素を褐虫藻に供給しています。海水温が上昇すると褐虫藻はサンゴから抜け出してしまいます。褐虫藻が抜けるとサンゴは白く見えます。これが白化です。白化現象が続くと光合成産物を受け取ることが出来ず、★になります。

サンゴ又はサンゴ礁は地球温暖化などの環境変化の影響を受けて急速に衰退します。

サンゴの役割は、「二酸化炭素濃度をコントロールする」「自然の防波堤」「生態系の基盤」「漁場」「美しい景観」などがあります。※これらについては、以前にご紹介した通りです。

私は、今後も海の豊かさを守り、資源を大切に使い持続可能な管理や保護を行って少しでも生産的な海を実現できるように何か貢献していきたいと思います。




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