海水魚飼育に挑戦!第1章

海水魚を飼育してみようと考えている皆さんへ、「海水魚飼育の心得」をシリーズにてご紹介していきます。

先ず、第1章として「人工海水の作り方」「水換えのやり方」についてご説明します。1番の基礎となるのでここはマスターしましょう!

☆人工海水の作り方☆

人工海水とは、海水魚・サンゴにとって必要な数十種類の微量元素が含まれており欠かせないものです。立ち上げ時は、天然海水を使用することもありますが、ここでは人工海水を使って簡単に飼育水を作る方法をご紹介します。

デルフィスから販売されている人工海水(ライブシーソルト)及びオプション品を使った説明です。

<用意するもの>

バケツ(ライブシーソルト専用バケツ)、人工海水(ライブシーソルト)、カップ(ライブシーソルト専用カップ)、比重計若しくは屈折比重計、ヒーター


1.水道水を専用バケツに10リットル入れる(RO水がベスト)

2.ヒーターで水温を約25度にする

3.人工海水を入れる(ライブシーソルトは中和剤が入っている)

  専用カップの「海水魚絵」が記載された数値の10まで塩を入れる

  ※サンゴをメインに飼育する場合は、「サンゴ絵」の方で合わせる

4.よく混ぜて溶かす

5.出来上がり

これで10リットルの人工海水が出来上がりました。

今回、比重計を用意しましたが、使いませんでした。なぜなら、専用カップで規定数値の塩を入れれば比重、塩分濃度も狂わないで合います。それがデルフィスのいいところ!

☆水換えのやり方☆

水換えはなぜやるのか?

それは水質が悪化して、魚の健康に悪影響を及ぼすからです。

いつも快適に海水魚が過ごせるように定期的な水換えが必要です。目安ですが、1週間に総水量の10%くらい水換えをすると良いです。

<用意するもの>

水換え用のホース、バケツ(ライブシーソルト専用バケツ)

1.水換え用ホースを使い、水槽内の飼育水を放出

  専用バケツに記載されている10リットルまで溜める

2.溜まった古い飼育水10リットルを捨てる

水量を一定にするために、排出した水量と吸入する水量を同じにします。その為にメモリがあるバケツを使用します。

あとは出来た人工海水を水槽に入れるだけです。

<注意点>

・オーバーフロー水槽であればろ過槽に作った人工海水を入れないことです。ろ過槽に入れるとデトリタス(堆積物)が舞ってしまい、魚の病気を促します。必ず飼育水槽に入れましょう。


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