海水水槽を購入するといくらかかる?ハイスペック編

こんにちは。

AQUAMANです。

これから海水魚・サンゴ飼育を始めようとする方に「どのくらい費用がかかるのか?」をご説明したいと思います。今回ご紹介するスペックは、ハイスペックになります。最初から本格的に飼育をする方向けです。ハード面の機材をメインに価格を算定しています。人工海水、ライブロック、底砂等の備品は入れておりません。

格安スペックも当然あります。

※参考程度にお考え下さい

水槽サイズは、「オーバーフロー水槽90㎝」「オーバーフロー水槽120㎝」の2タイプにて比較しました。

水槽は、RedSea REEFER G2+モデル(最新機種)を選定しました。こちらは新型モデル「ATO」が標準装備されています。従来型(G2モデル以下)にあったガラス貯水タンク等は付属していません。別途給水タンクを用意する必要があります。

※ATOについては以前に記載した記事をご確認ください

メインポンプはVarioS6&VarioS8です。王道の人気機種の為、安心感・信頼感を考慮して選んでいます。

プロテインスキマーは、「Maxspect Jump MJ-SK400」です。こちらを選んだ理由は、メンテナンス性、スマートコントロールを備えた機能性、コンパクト設計がされていることです。特にコンパクト設計においては、限られたろ過槽にしっかり収まり機能が発揮できるかを総合的に判断しました。

海水魚やサンゴを飼育する上で大事な水温管理は、「クーラー&ヒーター」です。こちらは、ゼンスイの「ZC-500α」「ZC-1000α」にしました。やはり信頼性で選びました。安定の商品です。

水流ポンプは、「Zoox Leviathan2500」です。最近発売された水流ポンプですが、能力調整機能の幅が広く、どんなサンゴにも適応できます。ミドリイシのような強い水流を求めるサンゴから弱水流を求めるサンゴまで対応できます。ランダムな水流を作る為に2台設置となります。

照明は、「SPECTRA SP200」です。エコテックマリンの「ラディオンG6」も非常にいいLED照明ですが、やはりサンゴの求めているスペクトルには、SPECTRAが一番最適だと判断しました。この照明があれば初心者でも簡単に色揚げができ、健康にサンゴを飼育できます。

殺菌灯は、海水魚も飼育することを考慮して選びました。必ずしも導入しなくてはいけない機材ではありませんが、海水魚の病気対策には絶対に必須です。もちろん、病気対策以外にコケの抑制にも役立ちます。殺菌灯で有名な神畑養魚のターボツイストZを選んでいます。UV放電管の寿命が約8,000時間です。だいたい1年くらいで寿命がくるので、切れる前に交換をした方がいいです。

REEFER G2+は、フィルターソックスによる物理ろ過を行います。このフィルターソックスは大きな汚濁物を捉えるのですがどうしても長期使用していると詰まります。2週間に1度は掃除又は使用状況に応じて交換をする必要があります。この物理ろ過を簡単にするために今回は、「RedSea ReefMat500」を選定しました。こちらは言うまでもありませんが、完全自動のフリース・ローラーフィルターです。専用のフリースロールが汚れを自動で除去し、水面から出してくれます。

これらの選定した機材は、総額でいくらになるでしょうか?

結果:オーバーフロー水槽90cm  ¥974,000
   オーバーフロー水槽120cm ¥1,296,000

以上のような金額となりました。

もちろん、これが絶対的なハイスペックではありませんが・・・私が自信をもってお勧めするスペックです。

全ての機器を管理一元化するためにRedSeaの「ReefBeat」対応機材で統一することも一つの手段です。(ReefRunファミリー:DCスキマー、DCポンプ、DCコントローラー、ATO+)

高額になればなるほどメンテナンス性、管理性、安心性、効率性、飼育環境性が格段と上がりとても簡単に飼育できるようになるのは間違いありません。

ハイスペック水槽をお考えの方は是非、ご参考にして下さい。





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