海水魚を上手に混泳させる方法
こんにちは。
AQUAMANです。
今回は、海水魚を上手に混泳させる方法や気を付けることをご紹介したいと思います。先ずは押さえておきたい7つのポイントがあります。
<混泳7か条>
1.海水魚の種類
2.海水魚の大きさ
3.性格
4.生息域
5.入海する順番
6.レイアウト
7.性別(♂♀)
<海水魚の種類>
自然界では問題なくても閉鎖的な環境下である水槽内では、多くの海水魚を過密して飼育することは困難です。その為、混泳が可能かどうか良く調べて入海する必要があります。1番良い方法は同種混泳を避けていろいろな種類の海水魚を入海させることです。同種間はだいたい喧嘩します。
<海水魚の大きさ>
海水魚には大型魚から小型魚まで様々います。大型魚は体高もあり喧嘩をしかけてくる相手がいませんが、小型魚同士は喧嘩をします。性格に左右されることがほとんどですが・・・大型魚でも同種混泳は避けるべきですが、大きさを変えてあげることで混泳が可能になります。
<性格>
海水魚には気が強いタイプと気が弱いタイプに分かれます。気が強い海水魚と気が弱い海水魚を混泳させると必ず攻撃されます。気が弱い海水魚を飼育する場合は、気が弱い者同士で飼育するか、入海する時は1番最初がいいです。最初に入海することで縄張りを先に作ってしまい、ストレスを与えないようにさせます。また、大きさも考える必要があります。気が弱くても体が大きければ攻撃されにくいからです。
<生息域>
海水魚には生息域があります。下層を泳ぐようなベントスハゼや中層~上層を泳ぐような遊泳魚などがいます。生息域が被ってしまうと喧嘩する原因になるので、被らないようにうまく海水魚を選定して下さい。
<入海する順番>
これは1番大事です。【性格】についてもご説明した通りで、入海する順番を変えることでうまく混泳できます。最初は、気が弱い海水魚を入海し次に気が強い海水魚を入海させます。この入海する期間は長ければ長いほどいいです。1番の理想は、立ち上げ時から何を飼育するか決めておくことです。決まっていればその生体の性格を把握し、入海する順番を決めることができます。
<レイアウト>
ライブロックなどでレイアウトをすれば万が一の時に避難ができます。隠れることが出来るので海水魚としても安心です。必ずライブロックレイアウトはするようにしましょう。
<性別♂♀>
同種混泳が難しい種類の場合は、ペアにしてあげることでうまく混泳できます。カクレクマノミが一番いい例です。カクレクマノミは小型で縄張り意識が強く同種混泳させると必ず喧嘩します。しかし、ペアで入海させるとびっくりするほど仲良く泳ぎます。性別も気にしながら生体を選ぶのも混泳させるコツです。
水槽サイズが大きければ混泳させることもできるなど、まだまだ混泳させるポイントがありますが、先ずはこの7つのポイントを意識しましょう。
0コメント